オランダ、14点圧勝! 燕バレ2発で決勝Rに望み、日本はイスラエル戦次第
バレンティンが2発3安打5打点で2戦連続コールド勝ち…3連敗キューバは最下位で敗退
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の2次ラウンド・プールEは15日、オランダがキューバを14-1で下し、7回コールド勝ちを収めた。2次ラウンドを2勝1敗としたオランダは、決勝ラウンド進出へ望みをつないだ。
試合開始から一方的な展開となった。オランダは初回、4番・バレンティンの左翼3ランで先制に成功。2回にも1点を加えると、今度は3回に先頭で打席に立ったバレンティンが2打席連続となるソロ弾を左中間席に運んだ。さらに2点を追加し、7点リードで迎えた4回には打者一巡の猛攻。相手のミスにも乗じて5点を挙げ、4回までに12-0と大きくリードした。
バレンティンは5回2死一塁で迎えた第3打席にも左翼へ適時打を運び、この日は2本塁打を含む3安打5打点と大爆発。2次ラウンドは13打数8安打3本塁打10打点で打率.615と大暴れだ。
オランダは5回に1点を返されるが、7回にはサムズがバックスクリーンへ特大ソロを放って14点目。大会規定により7回を終えて10点以上の差がついたため、14-1でコールド勝ちとなった。
オランダが勝利したため、日本はイスラエルに勝てば決勝ラウンド進出が決定。負けた場合でも、当該チーム間での失点率により、9回で終了の場合、4失点以内なら2次ラウンドの1位通過が決まり、5失点以上ならオランダが2次ラウンドを1位通過し、日本は16日にイスラエルと2位通過を懸けたプレーオフに臨む。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count