侍、山田が2打席連続安打も先制ならず 3イニング連続で得点圏に走者置くも…
山田が先頭で出塁も後続が好機生かせず
野球日本代表「侍ジャパン」は15日、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の2次ラウンド第3戦でイスラエルと対戦(東京ドーム)。3回に先頭・山田哲人内野手(ヤクルト)が2打席連続のレフト前ヒットで出塁するも、後続が倒れて先制はならなかった
先発・千賀は3回まで走者を出しながらも要所を締め、イスラエル打線に得点を許さない。すると、日本は3回に先頭・山田が2打席連続となるレフト前ヒットで出塁。菊池は送ることが出来ず、最後は空振り三振に倒れた。
続く青木の打席で、山田は2ボールからの3球目でスタート。青木はこのボールを右方向に運び、一ゴロで2死二塁とした。4番筒香は四球を選び、一、二塁に。しかし、今大会初スタメンの5番・内川は遊ゴロ。3イニング連続で得点圏に走者を進みながら、先制することはできなかった。
侍ジャパンは、イスラエルに勝てば2次ラウンド3連勝で1位での決勝ラウンド進出が決定する。この日昼の試合でオランダがキューバに勝利したため、負けた場合は2勝1敗で3チームが並ぶが、当該チーム間での失点率により、4失点以内(9回で終了の場合)なら2次ラウンドの1位通過が決定。5失点以上ならオランダが2次ラウンドを1位通過し、日本は16日にイスラエルと2位通過を懸けたプレーオフに臨む。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count