侍の「正捕手」小林、打率.444で決勝ラウンドへ 「アメリカでもこの勢いで」
攻守両面で存在感見せるラッキーボーイ、米国でも「日本らしさを出して」
野球日本代表「侍ジャパン」は15日、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の2次ラウンド第3戦でイスラエルと対戦(東京ドーム)し、8-3で快勝。4大会連続の決勝ラウンド進出を決めた。小林誠司捕手(巨人)は東京ラウンド全6試合に先発出場。攻守両面で存在感を見せ、快進撃の立役者の一人となった。
試合後には「すごい嬉しいですし、この勢いでアメリカでもしっかりやっていきたいなと思います」と笑顔。11月の強化試合では千賀のフォークを何度も後ろに逸らしたが、この日はしっかり体で止めた。リードについて「一番良いものを引き出すことだと思ってました」と振り返り、「(フォークは)難しいボールなんで、それでも一番いいボールですし」と怖がらずに要求した。
守備だけでなく、意外性のある打撃でも貢献。打率.444、1本塁打、6打点の堂々たる成績で渡米する。ラッキーボーイは「日本らしさを出して、チームもいい雰囲気なので、チーム全員で勝ちにいきたいと思います。世界一目指して頑張ります」と意気込んだ。
試合を重ねるごとに成長する侍ジャパンの「正捕手」が、米国でも暴れまわる。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count