「メジャースカウトも驚いているはず」― 侍6連勝の裏で成長光った選手は?
打線は「心配していない」、投手陣が好投すれば「とてつもなく大きな財産に」
「千賀と平野のフォークが、正真正銘のメジャーリーガーを相手にどれだけ通用するのか。あるいは、他の投手たちのピッチングがどれだけ通用するのか。アメリカに行けば、気候が変わるし、当然ボールを握った感覚も変わる。打者の反応も変わってくる中で結果を残せたら、これはとてつもなく大きな財産になるよね。日本の投手陣がメジャーを代表する打者たちと、どんな対戦を繰り広げるのか、今から楽しみしかない。
打線は心配してないよ。ただし、どのチームと戦うことになっても、パワーで対抗しきれない相手であることは間違いない。相手が一瞬見せた隙を突きながら、少しずつチャンスを作っていくことが大事。盗塁なのか、バントなのか。それは状況によると思うけど、簡単なミスをして相手を助けるようなことだけはないようにしたいね。
ここまで来たら、あと2つ勝って頂点に立って帰ってきてほしいね。日本から応援してるよ」
戦いを終えた侍たちが帰ってくる時、その首には金メダルが掛かり、その顔には充実の笑顔が浮かんでいるのか。まずは21日の準決勝の勝利に向けて、声援を送りたい。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count