憤慨メキシコ4番、不振に米報道辛辣「この件は諦めてド軍に専念する必要」

慨憤した主砲に米メディア「打線の中軸になるべく専念する必要がある」

 メキシコは1次ラウンド最終戦でベネズエラに11-9で勝利。メキシコ、イタリア、ベネズエラが1勝2敗で並ぶ形となったが、この時点でメキシコ側はプレーオフ進出が決定したと捉え、WBC公式ツイッターなどもメキシコとイタリアのプレーオフ進出を速報。しかし、プレーオフ進出の可否を決める失点率の認識の違いで、一転敗退となった。

 試合直後には自身のツイッターで「なんてダメな大会なんだ!」などと憤慨し、チーム合流後も地元紙に不満をぶち明けてきた。しかし、今回の記事では同情するどころか、34歳の主砲に対して冷静かつ辛辣に記している。

「ゴンザレスはこの件は諦め、ロサンゼルス打線の中軸になるべく専念する必要がある」

 その理由として、「5度オールスターに選出されたベテラン選手のシーズン前の成績を重視するのは馬鹿げている」と前置きしながら、昨季は2005年のルーキーイヤー以来、最も低いOPS.784を記録したことを挙げている。

 メジャー通算308本塁打を誇るスラッガーでありながら、キャンプ、WBCの不振、そして「憤慨事件」で厳しい評価を受けてしまったゴンザレス。シーズン開幕へ向けて忌まわしい過去は忘れ、ドジャースでの世界一に気持ちを切り替えたいところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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