広島・大瀬良、「特別力を入れた訳ではない」けど152キロ 3回2/3を0封
右脇腹痛でオープン戦初登板、ローテ残り3枠入りへアピール
広島のローテ争いが激化してきた。18日、日本ハムとのオープン戦(マツダ)に大瀬良大地が登板。キャンプ中に右脇腹を痛め、出遅れていた期待の4年目右腕が、6回からオープン戦初めてマウンドに上がり、3回2/3を3安打無失点に抑えた。最速は152キロを計測。スライダー、カットボールと変化球も切れた。
9回には連打で無死一、三塁のピンチを背負ったが、中島、西川を内野ゴロに打ち取り2死を取ったところで降板した。「ゼロで抑えられたところは良かった。(球速については)特別、力を入れたわけではないが、あれだけの数字が出たことは良かったと思います」と振り返った。
先発ローテはジョンソン、野村、岡田が確定的。残り3枠をルーキーの加藤、床田、九里、福井、ヘーゲンズらと争う格好だが、大きなアピールとなったはずだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count