選手が球団に企画持ち込み!? 西武が“選手会プロデュース”にかける想い

秋山も子ども向けTシャツ作りに真剣

 また、「キッズTシャツ(5/5)」は、埼玉西武のYouTubeチャンネルで秋山と球団職員による企画会議の様子が動画で公開されている(https://www.youtube.com/watch?v=X1XLFnBfL8c)が、そこでは秋山が、「どのようなデザインのTシャツであれば子どもに着てもらえるか」、「どうすれば、着ている様子を見た周りの子どもたちに欲しいと思ってもらえるようなものが作れるか」と、頭を捻っていた。時間にしてわずか2分程度の動画だが、それだけでも、秋山がこのプロデュース企画に対して真剣に向き合っているということがひしひしと伝わってくる。

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プロデュース企画に対して真剣に向き合う西武・秋山翔吾【写真提供:埼玉西武ライオンズ】

 実は、埼玉西武による選手プロデュースグッズの来場者全員プレゼントは今回が初めてではなく、2016年の開幕シリーズ3連戦に続いて、2年連続になる。昨年は開幕戦で応援用のフラッグを、2戦目、3戦目ではレジェンドブルーカラーのフリースを来場者全員にプレゼントした。この時も企画の発案者は炭谷であった。

 埼玉西武では、毎年シーズンオフに行われるファン感謝イベント「LIONS THANKS FESTA」で、参加する全選手がファンと直接触れ合うことができる機会を設けている。ある選手はドーム内で行われるサイン会に参加し、またある選手は隣接する西武第二球場で野球体験イベントに参加する。昨年のイベントで、炭谷は球場前広場のテントで、来場のファンに大鍋で作った煮込みうどんを振る舞っていた。

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