バエスが“曲芸走塁” HR以外でWBC史上初めてビデオリプレーの末に判定覆る
2分7秒のビデオリプレーで判定覆るも、後続が倒れて得点にはつながらず
ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われた第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝、オランダ-プエルトリコ戦で本塁打判定以外のビデオリプレーで大会史上初めて判定が覆った。
プエルトリコは4回裏、無死一、二塁からロサリオがバントも、モリーナが三塁で刺されて1死一、二塁に。続くリベラの打席で、二塁走者のバエスが三盗を試みた。判定はアウト。しかし、バエスがスライディングしながらボガーツのタッチをかわしており、この試合2度目のビデオ判定となった。
タイミングは完全にアウトだったが、バエスの“曲芸走塁”で2分7秒のビデオリプレーの末に判定が覆り、セーフに。しかし、後続が倒れて得点には繋がらなかった。
MLBと同じ形で行われる本塁打判定以外でのビデオリプレーは、今大会の準決勝から導入。4回表にもオランダの攻撃で大会史上初めてビデオリプレーが導入されたが、判定は覆らなかった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count