決勝Rから合流の蘭ジャンセンが初登板 9球で3者凡退の快投、試合は延長へ

ドジャース守護神がプエルトリコ相手に圧巻の投球

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝が20日(日本時間21日)にドジャースタジアムで行われ、決勝ラウンドからオランダ代表に合流したドジャース守護神のケンリー・ジャンセン投手が今大会初登板で圧巻の投球を見せた。

 ジャンセンは3-3の同点で迎えた9回裏に登板。“宝刀”のカットボールを軸に先頭リベラ、アービレスを2者連続で3球三振に仕留めた。3人目のパガンへの2球目が低めに外れて初めてボール。しかし、続く9球目でニゴロに打ち取り、完璧な投球で9回を無失点に抑えた。

 捕手として09年のWBCに出場している右腕は、今やメジャー屈指のクローザーに。昨年は71試合登板で3勝2敗47セーブ、防御率1.83と圧巻の成績を残した。試合は延長に突入。10回のマウンドにはファンミルが上がった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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