蘭バレ、あわや乱闘! 顔面付近158キロに激怒、両軍ベンチ飛び出す
投手を睨みつけ、捕手モリーナ割って入る…両軍は不穏な空気に
第4回WBCの準決勝・オランダ―プエルトリコ戦が20日(日本時間21日)、ヤクルトに所属するバレンティンの打席であわや乱闘寸前の事態となった。
延長10回1死。バレンティンはカウント0-2からの3球目、プエルトリコの右腕ディアスが投じた158キロの直球が顔面付近を通過。のけぞってよけ、ことなきを得たが、オランダの4番はディアスをにらみつけ、文句を言うような素振りを見せた。
慌てて捕手モリーナが割って入ると、両軍がベンチから飛び出し、不穏な空気に。結局、乱闘に発展することなく、ベンチに下がったが、主審から両軍に警告が宣告された。バレンティンは159キロ直球で見逃し三振に倒れた。
両軍譲らず3-3のまま突入した延長戦。決勝進出へ向け、執念をぶつけ合っている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count