第1回優勝監督の王氏、4強敗退の侍を労う 「小久保監督は自信にしていい」
「ユニホームを着てやった人じゃないと分からないプレッシャーがある」
侍ジャパンを率いた小久保裕紀監督に対しては「日の丸を背負って本当に大変だったと思う。そのユニホームを着てやった人じゃないと分からないプレッシャーってあると思うんですね。小久保監督が一番大変だったと思います。一戦一戦やるごとにいい野球をやってくれましたし、小久保監督はそういう意味では自信にしていいし、自信を持って欲しい」と評価した。
自身が会長を務めるソフトバンクからも松田宣浩、内川聖一、千賀滉大、武田翔太の4選手が侍ジャパンのメンバーとして出場。「選手もいろんな経験をして、若い投手もいろいろ経験して、一皮むけてというかね。今年のペナントレースを今から楽しみにしています。最後でも千賀がいいところで使ってもらってましたし、内川もいいところで打ちましたし、松田は今日はともかくとして全般的にムードメーカーとしてよく頑張りましたし、武田はちょっと不本意だったかもしれないですけど、その分は日本に帰って頑張ってくれればいい。彼らにとっては貴重な体験だったと思うんで、それぞれの今後の野球人生に生かして欲しいですね」と語った。
【了】
福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani