開幕投手のDeNA石田、3被弾&5回5失点もプラス思考「投球内容には満足」
31日の開幕戦前最終登板「悪いボールといいボールの感覚はつかめた」
DeNAの開幕投手を務める石田健大投手が23日、ロッテ戦(横浜)に先発し、5回75球で7安打5失点と打ち込まれ、31日の開幕戦・ヤクルト戦(神宮)に不安を残した。
2回にロッテの新外国人ダフィーに左翼席へ同点アーチを被弾。4回は5番の鈴木にカウント3-1からストレート勝負を挑み、右翼席へ逆転2ラン浴び、2死から9番の中村にも137キロのストレートを左翼席に運ばれた。
開幕前の最終登板は不安の内容だったが、石田自身は「投球内容に関しては満足している。悪いボールと、いいボールの感覚はつかめた」とプラス思考。生命線はやはりスライダーなど、変化球で内外角を丁寧に突いてストレートで懐を攻め、チェンジアップでタイミングを外すピッチングが基本。開幕のマウンドへ向け、あらためて原点投球を確認したようだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count