ソフトBの侍4人は25日合流 悔しい「ミス」の松田「切り替えていつも通り元気を」
23日深夜に帰福、内川は「世界一にたどり着けず残念」も「気持ちを整理して合流したい」
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に野球日本代表「侍ジャパン」のメンバーとして参戦していたソフトバンクの千賀滉大、松田宣浩、内川聖一、武田翔太の4選手が23日深夜に帰福した。
空港に居合わせた搭乗客らからの声を受けながら、取材に応じた4選手。準決勝・アメリカ戦でのファンブルが決勝点に繋がった松田は「自分のミスで負けてしまったので、非常に申し訳ない気持ちと、悔しい気持ちでいっぱいです」と改めて悔しさをにじませた。
代打として存在感を発揮した内川は「世界一を目指してやってきたので、たどり着けなくて残念です」と険しい表情。登板機会は中国戦での先発のみだった武田は「負けてしまって悔しい。いい経験をさせてもらいました」と語った。
24日のオフを挟み、25日からチームへと合流する4選手。開幕が31日に迫っており、息つく暇はない。侍ジャパンでもムードメーカーとしてチームを引っ張ってきた松田は「ホークスに気持ちを切り替えて、いつもどおり元気を出していきたい」。内川は「1日休みがあるので、気持ちをしっかり整理して、チームに合流したい」とし、武田は「いい経験をさせてもらったので、しっかりホークスで戦って日本一に導けるようにしたい」と気持ちを新たにしていた。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani