前オリ自称165キロ助っ人、「失望の1年」から米復帰へ「自信に満ちている」
「常に良い球は持っている」…メジャー復帰へ「自信に満ちているよ」
今月9日にはWBCのアメリカ代表対レッドソックスの壮行試合で、代表側のレギュラー投手の温存のため代表チームで登板したコーディエは打者2打者と対峙し、1人から三振を奪ったと記述。スプリングトレーニング後、どこに振り分けられるか分からないままだが、本人は3Aのポータケットでのシーズン開始を希望しているという。
「この仕事では、慎重ながら楽観的であることが大切だと学んだんだ。3A以上の投球はできるけど、球団の他の有望株のことはそれほど詳しくない。試合に出て最善を尽くして、どうなるか見てみたいんだ」
さらに、記事は剛腕がコントロールと故障に苦しんできたことを指摘し、制球向上に取り組むことを決断したことを伝えている。
「常に良い球は持っているんだ。いつも一貫性が大リーグから自分を遠ざけているんだ。今のところ制球はある程度良くなっていると思うし、投げたいところに投げられている」
こう自信を語ったというが、自信は投球だけに限らない。自身の未来についても、同様の思いを持っているようだ。
「希望はメジャーに戻ること。自分にはまだたくさん燃料が残っている。野球には年齢で選手を追い払う節がある。すぐにでも多くの人を驚かせ、門戸を開かせたいと思っている。今までと変わらず、自信に満ちているよ」
復活への意気込みを語ったというコーディエ。日本での「失望」を経て、再びメジャーの舞台に立つことができるのか。自信を「希望」に代えて、輝きを取り戻そうとしている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count