ソフトB工藤監督、好投の和田に絶大な信頼「1年間ローテ守ってもらいたい」
本人は「内容が良くない」と反省も「良くない中でどうするかが大事」
24日、広島とのオープン戦に先発したソフトバンクの和田毅は4回を無失点。73球でマウンドを降りたが、工藤公康監督は「結果を重視してゼロに抑えればいいので、その点では良かったと思う」と評価した。
先発で4回73球。開幕前のラスト登板にしては少なめだが、工藤監督は「70から80(球)というところで考えていたし、ちょうど4回が終わったから」と早目の降板について語った。和田本人は「内容は良くなかった」と自らの投球を振り返ったが、指揮官は「内容が良くない中でどうするかが大事」と、悪いなりにまとめた和田の経験値を高く評価した。
「(開幕戦は)楽しみだけど、そこがすべてじゃないから。彼には1年間ローテを守ってもらいたいという気持ちが強い」
いよいよ開幕まで1週間。工藤監督の和田への信頼感は揺るぎない。
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藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura