盛岡大付、前回覇者・智弁学園撃破! 三浦1失点完投&大里V打で8強入り

史上3校目の春連覇目指した智弁学園は8強前に散る

 第89回選抜高校野球は大会6日目の24日第3試合は盛岡大付(岩手)が智弁学園(奈良)を5-0で下して8強進出を決めた。0-0で迎えた6回に大里が先制タイムリー二塁打。その後も得点を重ね、9安打で計5得点。投げては三浦が9回を4安打1失点で完投し、前回大会覇者に競り勝った。

 5回までは智弁学園・松本、盛岡大付・三浦ともに好投を見せて無失点投球を続けた。試合が動いたのは6回。盛岡大付は2死走者なしから2番・林が二塁打を放つと、続く3番・大里も二塁打で続き、1点を先制した。

 さらに7回には1点を加点し、なお2死満塁とチャンスを作ると、林がセンターへ2点タイムリーを放ち、この回3得点。8回にも1点を加えて智弁学園を突き放した。

 投げては、初戦の高崎商戦で4回途中6安打6失点を喫していた三浦が好投。9回にはヒット2本と四球で無死満塁のピンチを迎えたが1失点で切り抜けて完投勝利を挙げた。史上3校目の春連覇を目指した智弁学園は8強を前に大会を去ることになった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY