「まさか手術の2年後に開幕投手とは」―ダルビッシュが初大役に心境吐露
2年前の手術後は“想像せず”…苦難乗り越えての初大役、妻、家族、球団に「感謝」
レンジャーズのダルビッシュ有投手が自身のツイッターでメジャー6年目で初めて務める開幕投手への意気込みを明かした。
バニスター監督は25日(日本時間26日)、ダルビッシュを4月3日(同4日)のインディアンスとの開幕戦(アーリントン)の先発投手に指名。これを受け右腕は自身のツイッターで心境を明かした。
「今年の開幕投手に指名されました」と報告した投稿では、2015年3月に右肘の靱帯再建術を受けたことについても言及。「2年前にトミージョン手術を受けた時はまたマウンドに戻れるのかもわかりませんでしたが、こうして大役を任せていただいた球団に感謝します」と心境を吐露。その後、「この手術後はまさか2年後に開幕投手しているとは思っていませんでした」と綴った。
日本ハム時代は07年から5年連続で大役を務めた。メジャー3年目の14年にはキャンプ中に開幕投手に指名されたが、首痛で登板を回避しているが、今キャンプでは順調に調整を進めている。
「ずっと支えてくれた妻を始め家族には感謝だけでは足りません。開幕だけでなくシーズン最後までしっかり投げます」とも綴った右腕。19日には聖子夫人との間に第2子となる男の子も誕生。心身ともに充実した状態でメジャー6年目の開幕を迎える。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count