報徳学園が8年ぶり選抜8強! 西垣が前橋育英を4安打完封10K

初回に4得点、西垣がリード死守する圧巻投球

 第89回選抜高校野球大会(第2日)は26日の第1試合で報徳学園(兵庫)が前橋育英(群馬)に4-0で勝利し、2009年大会以来、8年ぶりの選抜8強入りを決めた。

 今大会限りで永田裕治監督が勇退する報徳学園は初戦の多治見(岐阜)に21-0と圧勝。その一戦で7回2安打8奪三振無失点の好投した西垣がこの日も力投を見せた。

 打線が初回、池上、長尾のタイムリーなどで4点を奪うと、背番号1を背負う右腕はスコアボードに「0」を並べた。前橋育英打線に付け入る隙を与えず、散発の4安打に抑えて零封。この日は2桁10三振を奪う好投で、初戦から16イニング無失点と圧巻の投球を見せた。

 報徳学園はこれで2試合連続での完封勝ち。2002年以来となる選抜Vへ順調な滑り出しを見せている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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