福岡大大濠エース三浦が滋賀学園に196球15回1失点熱投 決着つかず再試合に

福岡大大濠エース三浦は196球15回1失点の熱投

 第89回選抜高校野球大会は26日、第2試合の福岡大大濠(福岡)-滋賀学園(滋賀)の一戦が延長15回で1-1と決着がつかず、引き分け再試合となった。福岡大大濠はエース三浦が15回を1人で投げぬき、196球の熱投で10安打9奪三振1失点に抑えた。

 先制したのは滋賀学園。初回、先頭の真藤、2番・小浜と連打。1死二、三塁から4番・武井がセンターへタイムリーを放ち、1点を奪った。

 対する福岡大大濠も3回、3本のヒットで無死満塁のチャンスを作るが、滋賀学園先発の宮城が4番・東を投ゴロ、5番・稲本を投手への併殺に仕留めて点を与えない。

 その後、両投手が好投を見せ、両チームとも無得点が続いた後の8回、福岡大大濠がようやく宮城から1死一、二塁とチャンスを作る。直後、東がセンターへ同点タイムリーをマーク。試合を振り出しに戻した。

 その後、滋賀学園は初戦の東海大市原望洋(千葉)戦で延長14回192球を投げていた棚原が2番手としてマウンドに上がり、1死一、二塁のピンチを切り抜けると、試合はそのまま延長戦へ突入。その後、福岡大大濠はエース三浦が再三のピンチで粘りの投球で勝ち越しを許さず。滋賀学園も棚原がゼロで抑えて引き分け再試合となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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