解雇の川崎、今後の選択は? カブス名将は再契約希望も他球団と契約の可能性
地元紙「カワサキに他球団とよりよい条件で契約を結ぶチャンスを与える」
また、指揮官は「内野手が足りる、ということはない。私は彼をチームに欲しい、それは間違いない。“リリース”という言葉は時に残酷だ、しかし改まることもある。彼が戻ってくることを願っている」ともコメントしている。
地元紙「シカゴ・トリビューン」電子版も「カブスはムネノリ・カワサキとマイナー再契約を望んでいる」とレポート。球団側が川崎の保有権を保持するための10万ドル(約1100万円)の支払いを避けたとの見方を伝えつつ、マイナー再契約を望んでいることを報じた。一方で、「カブスのムネノリ・カワサキ解雇という決断は、彼に他球団とよりよい条件で契約を結ぶチャンスを与えるものだ」と言及している。
川崎は昨季開幕前もカブスを一旦契約解除となり、再びマイナー契約を結び直した。その後、シーズン中にメジャー昇格を果たしている。
今回の決定を受け、35歳のベテランはどのような選択をするのか。よりよい条件を求めて他球団と交渉するのか、あるいはカブスと再契約を結ぶのか――。動向が注目される。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count