イチロー、地元紙に現役へのこだわり語る “自分を止めるものは何もない”

“自分を止めるものは何もない”―

 記事の中でイチローは50歳まで現役を続けるという話について「この話をする時は、ジョークで言っているわけではありません」と言及。「未来がどうなるかは、誰にも分からないです。しかし、自分が感じ、考えているのは、何も自分をストップさせるものはない、ということです」とも語っている。

 特集の最後では「野球を引退すれば、その日から息絶えるまで休めますよ」とも語り、「いつ引退の日は訪れるのか?」と問いかけた文章には「自分が思うに、僕はただ息絶えるだけですね」とのコメントが続いている。

 メジャーの現役選手で最年長選手はブレーブスのバートロ・コロン投手。同選手は1973年5月24日生まれの43歳で、イチローの誕生日は同年の10月22日とわずかに遅いだけだ。野手としてはすでに最年長。42歳で迎えた昨季は打率.229と低迷した2015年からV字回復を見せて大きな話題を呼んだ。

 メジャー通算3030安打は歴代25位、508盗塁は歴代35位につけており、今後も上昇することは確実。将来の殿堂入りが確実視される名手は新シーズンでどんな活躍をみせてくれるのか。飽くなき情熱を見せるベテランに現地でも注目を浴びている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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