イチロー、地元紙に現役へのこだわり語る “自分を止めるものは何もない”

イチローは「引退を想像できない」、地元紙が現役へのこだわり特集

 今季メジャー17年目を迎えるマーリンズのイチロー外野手。43歳になった今も野球への情熱は色褪せず、最近では50歳まで現役を続ける意思を持っていることが大きな話題を呼んだ。

 昨季メジャー30人目の3000安打を達成するなど、数々の偉業を打ち立ててきたレジェンドは将来についてどう考えているのか。地元紙「マイアミ・ヘラルド」電子版が「イチローは引退を推測できない、『ただ息絶えるだけ』」と題して特集記事を掲載し、現役へのこだわりについて改めて掘り下げている。

 まず特集ではイチローに関して「典型的なオフシーズン」がほぼ存在しないことを紹介。記事では10年以上前の約1週間の海外旅行が最後の休暇だったことに触れており、イチローの通訳を務めるアラン・ターナー氏も「(休みは)3日か4日ですね」と振り返っている。

 またターナー氏は記事の中で「世界を見渡しても、1年間に彼ほどスイングする存在はいないでしょう。間違いない」とコメント。記事を執筆した同紙マーリンズ担当のクラーク・スペンサー記者も「その年齢にも関わらず、イチローのフィジカルの状態は最高だ。彼の練習は、その存在を伝説として知らしめる。スプリング・トレーニング時のクラブハウスの近くに、コンテナを設置し、そこにトレーニング機器を導入している」と驚きをもって伝えている。

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