松坂、大物ドラ1、新助っ人…屈指の選手層ソフトB、開幕1軍漏れ選手は?
好投の松坂、ドラ1の田中&高橋、4年連続開幕投手の攝津ら外れる
○松坂大輔投手
25日の広島戦(ヤフオクD)で7回無安打0封の好投を見せながらも、開幕ローテから漏れた。オープン戦全体の投球では不安定さもあり、18日の西武戦(メットライフ)では右内転筋の張りを訴えて緊急降板。今後は先発陣のバックアップ、ローテの谷間の先発候補としてファームで調整を続けていくことになる。
○田中正義投手
即戦力ルーキーとして期待されて入団したが、残念ながら開幕1軍を逃した。キャンプ中から投球の不安定さだけでなく、フィールディングなどにも課題が出た。さらには右肩違和感もあり、現在はリハビリ組。実戦復帰に1、2か月を要する見込みだ。
○大隣憲司投手
開幕ローテを期待されたが、残念ながら、開幕は2軍で迎えることに。20日のDeNA戦(横浜)で先発しながら、3本の本塁打を浴びたことが痛かった。28日のウエスタンリーグ広島戦(タマスタ筑後)では6回無失点と好投。先発のバックアップ、ローテの谷間でのチャンスを待つ。
○高橋純平投手
昨季のドラ1右腕。春季キャンプからA組に抜擢されていたものの、キャンプ終盤に内転筋の張りが出たことでペースダウンしたことで、競争から後れをとった。首脳陣の期待値が高いが、まずはファームで結果を残すことが求められる。
○摂津正投手
昨季まで4年連続開幕投手を務めたが、今季はまさかの開幕1軍漏れ。オープン戦3試合に投げ、15イニングで5失点。8四球3本塁打と、本来の姿とは言えず、開幕ローテから外れることになった。