松坂、大物ドラ1、新助っ人…屈指の選手層ソフトB、開幕1軍漏れ選手は?
野手では期待の新助っ人、飛躍期待された「ミギータ」も漏れる
○ロベルト・スアレス投手
勝利の方程式の一角を担うはずだった右腕は、ベネスエラ代表として参戦していたWBCで右前腕部を肉離れ。全治1、2か月を要する見込み。
○山下斐紹捕手
開幕1軍候補の1人と期待されていたが、リード面などの課題が露呈し、チャンスを掴めなかった。出場機会の少なかったオープン戦。6試合で打率5割をマークして打撃面でアピールしたが、無念の2軍降格となった。
○カイル・ジェンセン内野手
米マイナー通算178本塁打の長打力を期待されていた新助っ人。だが、日本の投手に大苦戦だった。オープン戦13試合で31打数5安打の打率.161。2本塁打を放ったものの、16三振を喫していた。
○吉村裕基外野手
昨季は右の代打として重用されていたが、まさかの開幕1軍漏れとなった。オープン戦中は4番で起用されるなど、スタメンも多かったが、12試合で25打数4安打、打率.160と低調で、オープン戦終盤に2軍降格となった。
○真砂勇介外野手
昨季のU-23W杯でMVPを獲得し、今季の飛躍を期待されていた大砲候補。抜群の身体能力を誇り、右の柳田悠岐という意味のニックネーム「ミギータ」も徐々に浸透。だが、オープン戦で1軍レベルの投手相手に苦戦。8試合で13打数3安打の打率.154と結果を残せず、生き残れなかった。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani