前田のドジャースが世界一に!? 米メディアが“細かすぎる”プレーオフ予想
ナ・リーグ優勝を争うのは昨季と同じカブスvsドジャースだが…
ナ・リーグは、と言えば、ワイルドカードゲームでは、ペナントレースの番狂わせとなったロッキーズを、先発マルティネスと守護神・呉昇桓の好投でカージナルスが撃破。地区シリーズでは、ナショナルズがカブスに先勝するも、そこから打線爆発のカブスが3連勝で勝ち抜け。ドジャースはロバーツ監督の投手起用が冴え、第4戦で3勝1敗でカージナルスを下す。前年の再戦となるリーグ優勝決定シリーズはドジャースが2連勝するも、カブスが左腕レスターと短期決戦に強いシュワーバーの活躍で巻き返し。勝負は第7戦までもつれた結果、カーショーがロングリリーフで好投したドジャースが2-1で勝利し、リーグ優勝を達成するという予想だ。
そして、頂上対決のワールドシリーズでは、レッドソックスとドジャースが対戦。レッドソックス本拠地を1勝1敗で乗り切ったドジャースがロサンゼルスに戻って2連勝し、3勝1敗と王手を掛けるが、第5戦でセールに完封負け。戦いの舞台をボストンに戻すと、地の利を得たレッドソックスが第6戦を勝ち、勝負は3勝3敗で第7戦に。注目の一戦では、カーショーとポーセロのサイ・ヤング賞投手同士の投げ合いが実現する。途中にターナーの2ランで5-1とリードを広げたドジャースが、最後は守護神ジェンセンを投入。かつてのチームメイト、ラミレスを三振に斬り、世界一に輝く、というシナリオが描かれている。
壮大かつ具体的な今季プレーオフ予想が的中していれば、前田健太投手はメジャー2年目にしてワールドシリーズ優勝を経験することになるが…。ノストラダムス級の大預言となるのか否か。シーズン開幕はそこまで迫っている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count