日ハム栗山監督、初勝利に手応えも…“猛打賞”の大谷を「あした説教します」
大谷の走塁には“ダメ出し”「やってはいけないこと」
――西川が本塁打。
「あのケースは1-3からでも2-3からでも変わらないケースなんだけど、敢えてそこ(フルカウント)に持っていったとした。彼が自分を捨てて、チームのために何とかしようと感じがした。ああいう強引にいかないところが、前に進んでいるなと思わせる部分。そうすれば、神様もああいうボールを投げさせてくれる。自分のイメージと野球の流れが一致し始めている。このまま結果を残してほしいけど、そこが一番大事と思っているので、しっかり遥輝らしくやってほしい」
――大谷が内野安打で一塁ベースを右足で踏む場面、ツーベースで二塁へスライディングする場面もあった。
「あした説教します。やってはいけないいこと。ああなるのはわかっているので」
――あすはエスコバーが来日初登板。
「緊張するだろうけど、きょうメンディーが流れをつくったので、しっかり投げてくれると期待します」
――きょうは8回増井、9回マーティンだったが、あれが基本パターンになるのか。
「状況によって変えることはあるが、基本形としては。ただ増井の位置は決めてない。宮西も日本で投げてないので、日本の感じをまずつかんでから」
【了】
石川加奈子●文 text by Kanako Ishikawa