2番に助っ人、二塁に銀次…楽天、超攻撃的ラインナップが機能し開幕2連勝

岸が開幕投手を回避も…美馬と辛島が奮闘「日にちは関係なかった」

 開幕投手に決まっていた岸がオープン戦の終わりにインフルエンザにかかり、開幕戦の回避が決定。成長著しい安楽投手も右太ももを負傷し、開幕直前にローテ投手が2人離脱するという緊急事態がチームを襲った。

 首脳陣、先発投手たちはそれぞれがプラン変更を強いられたが、開幕投手の美馬、そしてこの日、6回途中2失点で勝った辛島が先発として役割を果たし、打線もつながった。「日にちは僕に関係はなかった。思い切って投げることだけ考えていた」とヒーローインタビューに選ばれた辛島。笑顔はほとんど見せず「6回を投げ切らないと。もっと長く投げられるようにやっていきたい」と語った姿に、今後への頼もしさも漂った。


楽天・辛島のヒーローインタビュー【動画:パ・リーグTV】

 リーグ優勝を決めた2013年、美馬、辛島も先発陣を支えた面々だ。エースの則本を軸に、岸が戻れば、先発投手陣はある程度計算ができる。中継ぎ陣の整備が当面の課題となりそうだが、それがクリアできれば、Aクラス争いも十分に期待できそうだ。

(記事提供:パ・リーグ インサイト

【了】

「パ・リーグ インサイト」編集部●文

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