辛口NY紙が開幕投手・田中将大の重要性を強調「ヤ軍はどれほど彼を必要か…」

過小評価? OP戦圧倒投球に地元紙「単なるエース以上」も指揮官は…

 2日(日本時間3日午前2時10分~)レイズ戦で、3年連続開幕投手を務めるヤンキース田中将大投手。球団史上9人目となる3季連続の大役を任される右腕は、今春のオープン戦では6試合に登板し、防御率0.38という圧倒的な成績で存在感を光らせた。このエースと呼ぶに相応しい姿は辛口NYメディアも感服させたようで、地元紙「ニューヨーク・ポスト」では田中を“過小評価”する球団に疑問を投げかけている。

 ヤンキースは1日(同2日)、開幕戦が行われる敵地トロピカーナフィールドで前日練習を行った。その後、記者の取材に応じたジラルディ監督は「先発ローテにおける右腕の重要性を強調しすぎないように注意していた」という。だが、記事では「ヤンキースのローテは人数がいるが、開幕前に唯一信頼できるのは田中だけ」と指摘。サバシアとピネダの両ベテランは「健康が心配」、先発ローテ入りを射止めたセベリーノ以下は活躍が未知数であるとし、「田中は単なるエース以上」と、その重要性を主張している。

 同時に「この3年間、彼は非常に安定している。それこそが我々が彼に求めることだ。それ以上のことはない。打線の援護があれば、彼は多くの試合で勝利を収めるだろう」と、田中の存在の大きさを素直に認めず“過小評価”する指揮官に疑問を投げかけている。

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