就任1年目で“躍進” 中日・小笠原2軍監督が激白、選手にかけ続ける言葉とは

昨季は2軍監督就任1年目で“2位躍進”、「負けていい試合はない」

 昨シーズン、19年ぶりのセ・リーグ最下位に終わった中日。しかし、ファームでは若手が成長し、ウエスタン・リーグではソフトバンクに次ぐ2位と健闘。12年から3年連続最下位、15年は4位という低迷期から脱出した。その要因とは何だったのか。現役時代に日本ハム、巨人、中日で活躍後、15年限りで引退して指揮官に就任し、いきなり上位争いを演じた小笠原道大2軍監督に1年目を振り返ってもらい、すでに開幕した2年目シーズンの意気込みなどを聞いた。

 2軍監督就任1年目からソフトバンクに次いでウエスタン・リーグ2位という結果を残した指揮官。しかし、手応えは感じていないと話す。

「1年で終わりではないので、手ごたえは無いですね。選手たちも先まで考えてやっています。監督として、自分の手ごたえではなく、彼らにどれだけ成長してもらえるか。それを大事に考えています」

 一昨年のシーズンはファームの勝率が.423だったが、昨シーズンは.587と大きく上がった。選手に伝えているのは「勝負にこだわれ。負けていい試合はない」ということだ。

「1年経って浸透してきている気はします。『少しずつ変わってきたかな』という感じはしていますね」

RECOMMEND