「福岡発 売り子名鑑」金色帽子のビジター担当 きっかけは「人見知り克服」

人との繋がりを大切に…売り子経験生かし、将来は営業職を志望

 人との繋がりを大切にするため、心がけていることがある。

「話した内容とかを絶対に忘れないようにしています。以前、4月に1度だけ来てくれたお客様が、次に9月に来た時に話したことを覚えていたら、私からしか買わないとなってくれたこともありました。買ってもらうためじゃなく、お客様と話しに行くこともあります。話しているだけで、私が癒されるので」

 売り子を続けてきたことで、将来の目標も見つけた。「営業の仕事をしてみたくなりました。今までやってきたこと、売り子でのノウハウを違う場でも使えないかな、と。売り子の仕事をしてみて、営業の仕事をしてみたいと思うようになりました」。現在、就職活動の真っ只中。売り子と並行し、忙しい日々を送っている。
 
 スポーツの経験はなく、家族が音楽一家だったことから、小学校から高校まではチェロを弾いてきた。「家が音楽をしないといけないみたいな感じで、音楽に縛られてきた。大学に入って違うこと、自分の好きなことをやろうと。音楽をしていたときは1人で練習とかをしていたので、人と関わることがなくて。それを自分で変えようと」と、この世界に飛び込んだ。身長152センチ。「小柄なんで周りから何度も『大丈夫?』と言われました。でも、そう言われるのが悔しくて」と、体格に似合わず、負けん気も強い。

「竹野内豊さんがタイプですね。大人っぽい、顔のハッキリした人」が好きな男性のタイプだという、ひびきさん。

「キラキラした金色の帽子を、ドームでただ1人被っています。常連さんも帽子で覚えてくれているので、ヤフオクドームに来た際には金色の帽子を探して、呼んでください!」

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