楽天嶋が途中退場 デスパイネの振り切ったバットが2打席連続で後頭部直撃
2度目は後頭部だけでなく左肩付近にも強烈ヒット
楽天の嶋基宏捕手が4日、ソフトバンク戦で2度、デスパイネが振ったバットが後頭部に当たり、担架で運ばれて途中退場となるアクシデントに見舞われた。
まずは4回、無死一塁の場面。1ストライクからの2球目で先発則本の変化球を捕球後、デスパイネのバットが後頭部をかすめ、マスクが取れるアクシデントがあった。ここでは痛そうな仕草を見せながらも、試合に出続けたが、同じ試合で再びデスパイネの強烈な一撃を食らった。
7-0の6回。1死一、二塁で迎えた場面で、今度は則本のワンバウンドの変化球を捕球しようとした際に、デスパイネのバットが再び直撃。バットの先ではなく真ん中付近が、後頭部に加えて左肩や首付近にも強烈にヒット。今度は倒れ込んで動けなくなった。
心配した梨田監督ら楽天の関係者だけでなく、工藤監督もベンチから出てきて、心配そうに見守る事態に。嶋はまばたきをするなど意識はある様子だったが、担架に乗せられて頭部をがっちりと固定されて退場。このまま試合から退き、細川がマスクをかぶった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count