2軍で復帰戦臨んだ川崎宗則が「ショックだった」こと 「ここから突貫工事」

2軍で復帰戦に臨んだホークス川崎が早くも危機感「ここから突貫工事」

 3113人、満員御礼。6年ぶりにソフトバンクに加わった川崎宗則内野手の復帰戦となった4日のウエスタンリーグ・オリックス戦。福岡・筑後市にあるホークスのファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」は平日とは思えないほどの熱気に包まれていた。開場前から敷地内にはファンが溢れ、当日券売り場、入場ゲート前には長蛇の列が出来た。試合開始前には全席完売となり、チケットを手に出来なかったファンも多数いた。

 そんな注目の中での復帰戦。この日朝に届いた真新しい「背番号52」のユニホームを身にまとい、川崎は「1番遊撃手」でスタメン出場した。同い年のオリックス岸田から、初回の第1打席でいきなり右前安打を放ち、ファンを魅了。3回1死一塁では二ゴロに倒れたが、その後盗塁を試みるなど、早速、全力プレーを披露した。

「昨日から緊張して眠れませんでした。朝早く起きて、嬉しくて。時差ボケではありません。ドキドキして朝3時半から起きて待っていました。決して時差ボケではありません。チームメートと一緒に声出しながら野球が出来た。楽しかったです。(ファンの)みんなが頑張れ、川崎頑張れって言ってくれて、僕も本当に嬉しかった。今年18年目ですけど、こんな僕みたいな人間に興味を持ってくれて本当にありがとう。サンキューベリーマッチ」

 6年ぶりとなったホークスのユニホーム姿。感慨深さがあった反面、日本の野球への適応に、いくつもの課題を感じたという。

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