ロッテ石川が制球苦戦で黒星発進、WBC影響否定も「打者と勝負できなかった」

ロッテは開幕4連敗

 防御率1位投手でもチームの連敗は止まらなかった。4日の日本ハム戦に先発したロッテ石川歩投手は制球に苦しみ、5回で120球も投げ、何とか2失点で踏みとどまったが本来の投球とはかけ離れていた。

 WBC帰りの影響については、明確に否定した石川だが、明らかにフォームのバランスを崩していた。

「納得はいってないですね。まあバラバラだった。バッターと勝負できなかった」。勝負する前の段階だった。

 頼みのシンカーも5回、近藤に決勝のタイムリー二塁打を許すなど、終始制球に苦しんだ。「思ったところに投げることができなかった。ボール先行で、苦しい投球で、球数も多くなってしまった。いいリズム、流れをつくれなかった。次回までにしっかり調整します」と反省したが、調整不足なのか、明らかに下半身が使えていない。

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