楽天・釜田、同年代の武田と投げ合い「食らいついていきたい」
「攻めのピッチング」意識
楽天の釜田佳直投手が5日、ソフトバンク戦に今季初登板のマウンドに上がっている。
昨季はルーキーイヤー以来となる、自己最多タイの7勝をマーク。6年目のシーズンを前に「ようやく始まるなという感じ。オープン戦はやりたいことをやれた。オープン戦と公式戦では雰囲気が変わると思うが、しっかりやりたい」と意気込みを語った。
オープン戦ではストライクゾーンで勝負できたことで手応えを得たという。「ストライク先行で投げられた。どんな試合でも崩れることなく、ゲームを作れたので、そこは継続したい」。
ソフトバンクの先発・武田翔太は2年連続で2ケタ勝利を挙げている。「同い年だけど、(武田は)世界の舞台を経験しているピッチャー。先に点を与えないように食らいついていきたい」と釜田。ソフトバンクは打線も強力なだけに「1番から9番まで気が抜けない。レベルが高いチームなので受け身にならず、攻めたピッチングをしていきたい」と誓っていた。
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高橋昌江●文 text by Masae Takahashi