イチロー、球団最年長出場記録更新も三振…連敗に指揮官「勝つに値しない試合」

開幕2連敗にマッティングリー監督は厳しい表情「フラストレーションがたまる」

 マーリンズのイチロー外野手は5日(日本時間6日)、敵地でのナショナルズ戦に代打で今季初出場し、空振り三振に倒れた。マーリンズは4-6で敗れて開幕2連敗。イチローは球団史上最年長出場記録を更新したが、7回に死球を巡って退場処分となったドン・マッティングリー監督は「勝つことに値しない試合だった」と厳しい表情で振り返った。

 マーリンズは初回にオズナの2点タイムリーで先制。しかし、先発ストレイリーは2回にジマーマンにソロ本塁打を浴びると、4回につかまり一挙4失点。この回途中にKOとなった。

 5回にも1点を失ったマーリンズは、8回にリアルミュートの本塁打で1点を返すと、3点を追う9回1死でイチローが打席へ。イチローはこれで、43歳166日で出場。これまでの最年長記録だったティム・レインズ(2002年)の43歳13日を大幅に上回ったが、守護神トレイネンの前に97マイル(約156キロ)のシンカーで空振り三振を喫した。

 開幕2連敗にマッティングリー監督は試合後、「フラストレーションがたまる。小さなミスがたくさんありすぎた。勝つことに値しない試合だった。序盤に得点したが、中盤に追加できなかった」と厳しい口調で振り返った。このまま悪い流れにはしたくないところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY