西武の多和田真三郎と、中日の小笠原慎之介は「NPB史上2位タイ」…何が?
漢字だけの最長氏名は「赤根谷飛雄太郎」
こうして見ると、6文字名前の希少性が分かるだろう。その上にはただ1人、氏名が7文字の選手がいる。
1948-49 赤根谷飛雄太郎(急映、東急)投手 2勝6敗
「あかねやひゅうたろう」と読む。秋田商から法政大、社会人を経て急映入り。プロ入り時はすでに32歳。いきなり2軍監督を兼任しながらのプロ入りだった。
現役はわずか2年だったが、引退後は母校秋田商などの監督として、秋田の球界で重きをなした。諸説あるが「巨人の星」の星飛雄馬は、赤根谷飛雄太郎からヒントを得た名前ともいわれている。記録マニアには「赤根谷飛雄太郎」は殿堂入り級の有名選手だ。
もちろん、カタカナが使われた名前には長い名前がたくさんある。1998年から2002年まで日ハム、広島で活躍したシュールストロムは、カタカナで8文字、外国人選手の名前を入れたらきりがなくなりそうだが、日本語の名字+カタカナ名前はどうだろう?
1軍の試合には出なかったが瀬間仲ノルベルトは8文字。昨年は仲尾次オスカルという7文字の左腕が広島の1軍で投げている。ともにブラジル出身だ。