ロッテの「アジャ」井上、覚醒の要因は? 4打点の大暴れで勝利もたらす

「野球人生初めて」の3打席連続適時打、ルーキー佐々木のプロ初勝利を“アシスト”

 ロッテのドラフト1位ルーキー佐々木に初白星をプレゼントした最大のヒーローは、間違いなく「アジャ」ことロッテ井上晴哉内野手だった。

 6日の日本ハム戦。5日に逆転2ランで開幕5連敗を阻止した鈴木も3安打と死球で全打席に出塁し、「つなぎの5番」の面目躍如だったが、井上の活躍は圧倒的だった。2回に斎藤佑樹のツーシームを左前に先制タイムリー。4回にはカットボールを右中間に勝ち越しの二塁打とすると、6回無死満塁では左翼線に2点適時打で4打点。「おそらく野球人生でも初めてじゃないですか」と言う3打席連続のタイムリーで本拠地のファンを歓喜させた。

 開幕から6試合連続安打で打率も.381。4番のパラデスが相変わらずブレーキで、このまま結果がでなければ日本人4番の可能性も出てくる。

 体重110キロ超の「アジャ」覚醒の要因は、前の打者の観察。打席に入る前の準備だ。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY