ヤ軍、田中将大がシーズン後に契約破棄行使なら再契約せず? NY紙が報じる
シーズン終了後に契約破棄の権利を持つ田中、さらなる大型契約が確実も…
今シーズン終了後に契約を破棄してFAとなれる「オプトアウト」の権利を持っているため、開幕前から去就に大きな注目が集まっていたヤンキースの田中将大投手。7年総額1億5500万ドル(約171億円)の大型契約の4年目となる今季、エース級の成績を残してFAとなれば、さらに条件のいい契約を勝ち取ることは確実と見られている。だが、FAとなった場合にはヤンキースが再契約に動くことはないと、ニューヨークの地元紙「デイリー・ニューズ」が報じている。
2日(日本時間3日)のレイズ戦では3年連続の開幕投手を務めながら、2回2/3を8安打7失点とまさかの炎上に終わり、今季初黒星を喫した田中。だが、絶対的エースとして今季も期待は大きい。初めてシーズンを通して先発ローテーションを守り、31試合登板で199回2/3を投げて14勝4敗、リーグ3位の防御率3.07、同5位のWHIP(1イニングあたりの被安打+与四球)1.08をマークした昨季のような活躍を求められている。
そして、期待通りの成績を残せれば、シーズン終了後にさらなる大型契約を求めてオプトアウトする可能性は高いと見られているが、同紙は「マサヒロ・タナカがオプトアウトしてもヤンキースは彼を追わない、関係者が述べる」とのタイトルで特集記事を掲載。「恐らくヤンキースはシーズンの終わり、マサヒロ・タナカに”sayonara”(サヨナラ)を言う準備ができている」と伝えている。