広島田中、鈴木、鷹内川ら好調、G小林は…WBC組はどんなスタート切ったのか
好調を維持する広島・田中広輔
【野手】
○捕手
大野奨太(日本ハム)4試合13打数1安打0本2打点、打率.077
炭谷銀仁朗(西武)4試合13打数3安打0本1打点、打率.231
小林誠司(巨人)6試合18打数2安打0本0打点、打率.111
WBCで攻守ともに大きく成長したと評された小林だが、巨人に帰ってからはまた“専守防衛”に戻ったかのようだ。なお、WBC代表に選出されたのちにコンディション不良で辞退した楽天の嶋基宏は、無事開幕スタメンに名を連ね、6試合10打数2安打0本2打点 打率.200という成績を残している。
○内野手
中田翔(日本ハム)6試合20打数4安打0本1打点、打率.200
菊池涼介(広島)6試合28打数7安打0本2打点、打率.250
山田哲人(ヤクルト)6試合25打数8安打1本5打点、打率.320
松田宣浩(ソフトバンク)6試合24打数3安打0本2打点、打率.143
坂本勇人(巨人)6試合21打数7安打1本5打点、打率.333
田中広輔(広島)6試合26打数10安打0本2打点、打率.385
全員スタメンでフル出場。当たっている選手は少ないが、WBCでは出場機会に恵まれなかった田中広輔がうっぷんを晴らすように打ちまくっている。
○外野手
内川聖一(ソフトバンク)6試合23打数8安打2本7打点、打率.348
秋山翔吾(西武)5試合22打数3安打0本0打点、打率.136
鈴木誠也(広島)6試合29打数10安打1本6打点、打率.345
筒香嘉智(DeNA)6試合21打数4安打0本1打点、打率.190
平田良介(中日)6試合26打数8安打1本2打点、打率.308
青木宣親(アストロズ)2試合4打数2安打0本0打点、打率.500
WBCでは代打として勝負強い打撃を見せた内川が好調。鈴木誠也もWBCでは出場が少なかったが当たりが出ている。青木は新加入したアストロズでは4番目の外野手だが、少ない出番で確実に結果を出している。
侍ジャパンの選手は全員、開幕を無事に迎えることができた。一方、NPBでは他の国の代表として戦った選手もいる。彼らの現在の成績を紹介しよう。