早くも加熱する田中の去就問題 “再契約なし”との報道をヤ軍GM「否定」
レヴァイン球団社長も明言「そんな話は聞いていない」
記事では、ランディー・レヴァイン球団社長の「そんな話は聞いていない」というコメントも紹介。「デイリー・ニューズ」では、田中の代理人のケイシー・クロース氏がオプトアウトの可能性をチラつかせることで、球団側を困らせているという記述もあったが、同球団社長は「それに関しては何も出来ることはない。通常、その時が来るまで動きは起こさない」とも話したという。
また、以前、オプトアウト前のシーズン中に田中の契約延長交渉を行うことはないとしていたブライアン・キャッシュマンGMが、同紙の取材に対して「何も交渉をしていない段階なので、懸念点も存在していない。私はケイシー・クロースに対して最大級の敬意の念を持っている。これ(デイリー・ニューズの報道)がどこから湧いて出た話なのかわからない。オプトアウトに関しては何も議論をしていない」と明かしたことも伝えている。
先発投手が不足しているヤンキースの中で、安定感のある田中が貴重な存在であることは確か。昨年に続き、今年もエースとしての役割を果たすことが期待されている。名門球団は、来季以降も田中を必要とする可能性は高いが、果たしてどうなるだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count