DeNA、延長12回の末に中日と1-1の引き分け 新人佐野は初安打&初打点
11回に2死満塁の勝ち越し機を生かし切れず
DeNAは8日、敵地での中日戦に臨んだが、延長12回の末、1-1で引き分けに終わった。1点を先制されながら、7回にドラフト9位ルーキー佐野のプロ初安打&初打点で同点。だが、11回に訪れた2死満塁の勝ち越し機を生かし切れなかった。
両チームの先発投手が好投した。DeNAの石田は、3回に1死三塁から大島にタイムリーを許し、1点を先制されたが、4回以降は4イニング連続で3者凡退。3回2アウト目から打者14人を連続凡退とし、7回を3安打1四球9奪三振1失点とした。
打線は好投する中日・若松に苦戦を強いられたが、1点を7回に先頭ロペスから始まる3連打などで1死満塁の同点機を生む。ここでラミレス監督は田中浩の代打に佐野を起用。これまで6打席すべて代打起用だった佐野は、7打席目にセンターへプロ初安打。さらにはチームを同点に導く初打点を挙げた。
膠着状態となった試合は延長戦へ突入。DeNAは11回に2死から梶谷とロペスの連打、筒香の四球で満塁の勝ち越し機を作るが、宮崎が見逃し三振に倒れて得点ならず。結局、試合は延長12回の末、引き分けに終わった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count