負傷退場の日本ハム大谷「左大腿二頭筋肉離れ2度」で試合復帰まで4週間
8日オリックス戦、1回の走塁中に負傷
日本ハムは8日、同日の敵地オリックス戦で負傷退場した大谷翔平投手が「左大腿二頭筋肉離れ2度」と診断され、試合復帰まで4週間程度を要する見込みだと発表した。
「3番・DH」で先発出場した大谷は、初回2死からの第1打席で三塁ゴロに倒れた際、一塁へ全力疾走する最中に患部を痛めた。アウトになったが、右足でベースを駆け抜けた際、顔をしかめた。ベンチに引き揚げる時には足を引きずるような仕草を見せ、そのままベンチ裏に下がっていた。
球団によれば、大阪市内の病院でMRIによる診察を受けた結果、左大腿二頭筋肉離れ2度と診断された。試合復帰まで4週間程度を要する見込みで、今後の詳しい予定は9日以降にも決定する。
“二刀流”大谷は、右足首の負傷でWBC出場を辞退。その影響もあり、今季はまだ投手としては始動しておらず、野手に専念していた。開幕から全試合に指名打者でスタメン出場。7日までの成績は、打率.423、2本塁打、3打点の活躍ぶりだった。
投手・大谷を欠くだけでも痛いチームにとって、ダブルパンチが喰らわされた形となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count