ソフトB期待のドラ2左腕が衝撃デビュー 初登板の球速は「自分でもビックリ」
期待の左腕・古谷優人が衝撃のデビュー
待ちわびたペナントレース開幕。ソフトバンクはロッテと開幕カードを戦い、開幕3連勝と絶好のスタートを切った。さらには、川崎宗則の電撃復帰が決まり、メディアを賑わせた。1軍と川崎が大きな注目を浴びていたその裏で、期待の左腕が衝撃のデビューを飾っていた。北海道の江陵高から、ドラフト2位で入団した古谷優人投手だ。
開幕3戦目が行われた2日。ソフトバンクの3軍は高知で、四国イアランドリーグplusの高知ファイティングドッグスとの交流試合を行なっていた。ドラ2左腕は、この試合の3番手で登板。プロ入りして初の実戦登板で2イニングを投げ、1安打無失点に封じた。
「緊張しました」と振り返る初登板。そのマウンドで、潜在能力の高さを存分に発揮した。何と、デビュー戦で最速151キロをマークして見せたのだ。「自分でもビックリしました。出ても、147キロくらいまでかなと思っていたので」。高校時代の最速は154キロとはいえ、いきなりの151キロは驚異と言うしかない。
「相手が独立リーグなので何とも言えないですけど、自分としてはストレートでもカウントが取れましたし、課題としていたスライダーでもストライクが取れたので、内容はあったかなと思ってます」