日本ハム大谷負傷退場のニュースに米も衝撃「4週間は戦線離脱」と報じる
10日に特集ドキュメンタリー番組オンエアで注目も…
8日に敵地でのオリックス戦で左大腿二頭筋を負傷し、わずか1打席で退場した日本ハム大谷翔平投手。医師の診断の結果、患部の2度の肉離れが確認され、実戦復帰までは4週間程度を要すると発表された。日本国内を飛び交った衝撃のニュースは、海を越えたアメリカでも報じられた。米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイティッド」電子版が、大谷負傷のニュースを報じている。
1回に回ってきた第1打席に、三塁へボテボテの打球を転がした大谷は、一塁へ全力疾走。右足で一塁ベースを踏んだが、判定はアウト。ベンチへ引き上げる際に足をかばうような素振りを見せた。4回の第2打席に代打を送られて交代。大阪市なの病院でMRI検査を受けた結果、左大腿二頭筋肉離れの診断を受けた。
早ければ、今オフにもポスティング制度を利用したメジャー移籍が噂される大谷の動向には、アメリカからも熱視線が送られている。右足首の負傷が原因で3月のWBCは負傷欠場したものの、2月上旬に米アリゾナ州で行われたキャンプでは、「スポーツ・イラストレイティッド」をはじめ複数の米メディア取材を受けた。
米大手テレビ局「CBS」は看板ドキュメンタリー番組「60ミニッツ」で大谷を特集。9日(日本時間10日)夜のオンエアに先駆けて公開された予告編で、大谷自身が今オフの米移籍する可能性を語ったと話題になったばかりだった。
右足首に続き、左大腿二頭筋も負傷した大谷。アメリカでも早期復帰を望む声が多く上がりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count