田中将大が「要所でのミス」を反省 ツイッターで決意表明「次こそは…!」
自己ワースト6四死球で勝利つかめず、「前回登板より良いものは出せましたが…」
ヤンキース田中将大投手は8日(日本時間9日)の敵地オリオールズ戦に先発し、5回6安打3失点で勝敗はつかなかった。自己ワースト6四死球と苦しみ、5回6安打5奪三振で3失点(自責3)。何とか1点リードで降板したが、7回に救援陣が逆転された。チームは4-5で敗れて、3連敗となった。
3回まで無失点投球。しかし、2-0で迎えた4回に2死二塁からカスティーヨの中前打で1点を失うと、内野安打と死球で満塁に。ハーディを投ゴロに打ち取り、何とかリードを守った。5回に味方が2点を追加。3点リードとなったが、田中は続く5回に再び制球を乱す。中前打と死球で無死一、二塁とされると、マチャドに右翼フェンス直撃の適時二塁打を浴びる。その後、四球で無死満塁のピンチを招き、遊ゴロの間に失点して1点差。再び四球で1死満塁としたが、後続を打ち取り1点のリードを守った。
だが、チームは救援陣が逆転を許して3連敗。期待の正捕手サンチェスが5回に負傷交代し、故障者リスト(DL)入りするなど、開幕から苦しい戦いが続いている。
田中は試合後、自身のツイッターで登板を報告。「前回登板より良いものは出せましたが、要所のポイント、ポイントでのミスを今日はしてしまいました。点を取ってもらったあとのイニング、先頭打者への四球。。。などなど」と反省した上で「こういう試合でのポイントは押さえておかなければなりません」と綴った。
最後に「次こそは…!」と次回登板への決意を示した右腕。エースとして、苦しいチームを救う投球を見せたいところだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count