「日本に行くと思っていた」― 韓国球界から“逆輸入”の強打者がMLBで好発進
ブルワーズGMも高評価「確かな実力を備えた存在」
また韓国球界で124発を放った30歳について、ブルワーズ側も高い評価を下しているようで、デイビット・スターンズGMが本塁打王に輝いたクリス・カーターを放出してまで一塁のポジションを用意したことも紹介している。
契約時に「テームズについて検討し始めたのは1年以上前だ。彼がもう1年韓国でプレーすると耳にしてから、とても細かく彼の動向を追うことにした」と話していたという同GMは記事の中で「彼が試合中に見せる適応力は、我々に彼がMLBでも活躍できるだろうという自信を与えてくれる。MLB以外から選手がやってくる時、例えば日本、韓国、もしくは3Aなど、ある一定の不確定要素というものは存在している。しかし、彼の成績やアプローチについての分析には自信を持っている。彼は確かな実力を備えた存在だ」と語っている。
韓国球界から“逆輸入”でメジャー球団入りした124発強打者はシーズンを通して活躍できるか。記事の中で「(自分に対して)大きな投資だということもわかっているから、全力でプレーしなければいけない。球団が自分のことを信じてくれているのは嬉しく思う。大きなことだよ」と意気込みを見せる30歳に大きな注目が集まっている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count