心に深く刻まれる一日…日ハム20歳捕手、4投手を好リード「もっともっと」

連敗脱出に大きく貢献、栗山監督も「清水に任せた方がいいなと思った」

 日本ハムの清水優心捕手が12日のソフトバンク戦(札幌ドーム)で今季初めて先発マスクをかぶり、チームの連敗脱出に大きく貢献した。

 栗山英樹監督は、4投手の良さを引き出した20歳のリードを高く評価した。「よく頑張った。プレッシャーがかかる中で本当に集中していたし、怖がらずに行くところは行っていた。途中からいろいろ考えたが、これは清水に任せた方がいいなと思った」と僅差の試合展開でも最後まで託した理由を語った。

 先発の加藤貴之投手には90キロ台のカーブをうまく使わせて、6回6安打2失点にまとめた。「加藤さんは緩急もあるし、コントロールもいいのでリードしやすかった。いい球を放っていたので、勝ちをつけさせたかった。何とか勝ってホッとしました」と清水は安堵の表情を浮かべた。

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