マーリンズ田澤、本拠地初登板で同点被弾 チームは逆転負け喫する
1点リードの8回、1死からインシアルテに同点ソロ浴びる
マーリンズ田澤純一投手が12日(日本時間13日)、本拠地でのブレーブス戦に登板し、1点リードの8回に同点ソロを浴びた。1イニングを2安打1奪三振1失点(自責1)。防御率は9.00。これで今季は登板4試合のうち3試合で失点と、開幕から不安定な登板が続いている。チームは9回に4番手ラモスが1点を勝ち越され、4-5で逆転負けした。
1点リードの8回に3番手として登場した田澤は、本拠地マーリンズパークで初登板。先頭ボニファシオをフルカウントから右飛に打ち取った。だが、続くインシアルテには7球目内角94マイル(約151キロ)速球を右翼席最前列に飛び込む同点ソロとされた。スワンソンには初球をレフト前に運ばれて1死一塁としたが、フリーマンを空振り三振とすると、捕手リアルミュートが二盗を試みた一塁走者を刺す好プレーで併殺。ビデオ判定に持ち込まれたが、アウト判定が支持され、勝ち越しを免れた。
これまで3試合に登板した田澤は、敵地でのナショナルズ戦で2戦連続失点したが、9日(同10日)メッツ戦は1イニングを13球で無失点に抑えていた。この日は本拠地ファンの前で無失点投球を披露したかったが、残念な結果となってしまった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count