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聖地が守り続ける伝統 甲子園が「土」にこだわるワケとは

甲子園の土は「一生の宝」

「やっぱり甲子園は甲子園。ここに携われることは最高です。これから先も変わらず、いつまでもこのままでいて欲しい」

 高校球児がフィールドを駆け抜ける。勝ったチームの選手たちはスパイクシューズに付いた「土」を吹き払う。そして、負けたチームの選手たちは、「甲子園の土」を少しでも多く持ち帰る。これは甲子園球場だからこそ可能になることだ。

 確かにグラウンド整備をする方たちには大変かもしれない(どんどん甲子園の土が少なくなっていくのだから……)。でも、いつまでも、いつまでも、この「伝統行事」が続いていって欲しい。

 なぜなら甲子園球場は「日本一」、いや「世界一」の球場だからだ。ここの土を持っていることは、文字通り「一生の宝」だと思う。

【了】

山岡則夫●文 text by Norio Yamaoka
1972年島根県出身。千葉大学卒業後、アパレル会社勤務などを経て01年にInnings,Co.を設立、雑誌Ballpark Time!を発刊。現在はBallparkレーベルとして様々な書籍、雑誌を企画、製作するほか、多くの雑誌やホームページに寄稿している。最新刊は「岩隈久志のピッチングバイブル」、「躍進する広島カープを支える選手たち」(株式会社舵社)。 Ballpark Time!オフィシャルページ(http://www.ballparktime.com)にて取材日記を定期的に更新中。

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