7回零封10Kのダルビッシュに相次ぐ称賛「支配的な投球」「傑出していた」
3試合目の登板で今季初勝利、現地メディアからも称賛の嵐
レンジャーズのダルビッシュ有投手が13日(日本時間14日)の敵地エンゼルス戦で7回を5安打10奪三振2四球無失点の力投を見せ、今季初勝利を挙げた。打線も序盤に5点を奪うなどエースを援護。チームは8-3と勝利し、今季初の連勝を飾った。チームを勝利に導いた右腕には現地メディアからも「支配的な投球」、「傑出していた」と称賛の声が相次いだ。
ダルビッシュは序盤に制球を乱す場面もあったが三振の山を築いてスコアボードに「0」を並べていった。6回まで毎回三振を奪い、今季自身初の2桁奪三振をマーク。3回にトラウトの打球が背中を直撃し、ヒヤリとする場面もあったが、今季最長の7回を投げ抜いて降板した。
エースの待望の初勝利にレンジャーズの地元紙「スター・テレグラム」電子版は試合後、「ダルビッシュ10奪三振、レンジャーズがエンゼルスを下す」との見出しで速報。「ペースはゆっくりとしていたが、ユウ・ダルビッシュは素晴らしかった。彼は10奪三振2四球被安打5を記録。ダルビッシュが打ち取るこのできなかった打者はマイク・トラウトのみだ」と伝えた。この日、トラウトには2打数2安打1四球と全打席出塁を許したものの、要所を締める投球で失点につなげなかった。
同紙は「彼の最高の球である、スライダーとファストボールの組み合わせにより、エンゼルス打者は追い詰められた」ともレポートしている。